息子が税金を滞納したら親の財産が差し押さえられてしまうのか?

子供が税金を滞納して親の銀行口座が差し押さえられてしまうことがあるのでしょうか?

成人した子供が地方税を滞納してしまったたため泣き疲れた知人のケースを紹介します。

税金が滞納して払えなくなってしまった

知人の子供は働いていた職場を辞めてからニート生活を送るようになり、手元にお金がほとんど残っていませんでした。

さらに地方税の滞納を放置していたため延滞金を含め滞納額が膨れあがり、とても払える状況ではなかったということです。

子供が払えない税金のために親の財産に差し押さえが来るのではないかと心配になり、今後の支払いについてどうするべきか相談するために役所の市民税に相談に行くことにしました。

そこで子供の税金の滞納について詳しい説明を受けることができたということです。 担当者が説明してくれたことですか、税金を滞納すると納税者に督促状が行き、それでも支払われない場合は差し押さえの予告状が届きます。

予告状が届いても支払いがない場合は滞納者の財産を差し押さえになります。差し押さえの予告状では差し押さえの予定日なども書かれていないので、差し押さえがいつ来るのかはわからないということでした。

ただし、税金を支払う義務があるのは本人のみで、たとえ滞納者の親であったとしても親の財産には差し押さえが行うことがないということです。

親の財産は差し押さえられないといっても、子供が滞納した税金を払えることは不可能でしたので、結局親が立て替えることになりました。

滞納した額はかなりの金額ということでしたので、一括で完納できないためで分割で納付できないかと役所に相談したところ、改めて相談の機会を設けることになりました。

年金生活を送っていたため月々の支払いが負担にならないよう月々数銭円の支払いでも可能か相談したところ、支払い意思が認められたので希望の金額通りになったということです。

役所の担当者の話によると、役所としてみれば滞納されてしまうよりも、少額でもいいので払い続けてもらう方がいいし、支払い意思がある人には出来る限りの考慮をするということでした。

地方税を滞納する前にもっと早く相談してくれれば、 さらに条件の良い解決策を提示することができたということも言われたといいます。

子供は税金を滞納したことがよほど堪えたのか、ニート生活を脱出しバイトを始めたということです。滞納した税金を払う代わりに、これからは自立して生活を送ることを約束させたということでした。

税金の滞納の金額は決して少ない額ではなかったですが、ニートを抜け出すきっかけとなったので災い転じて福を成すだったと少し喜んでいました。

税金滞納した子供が親の印鑑を使って勝手に保証人とされてしまった目、親の財産を差し押さえられてしまうケースもあるということです。

ですので、ある日突然身に覚えがない税金の滞納で財産を差し押さえられてしまうということもありえるのです。

税金は払えない状態になっても、役所に相談することで分割納付が可能となります。 月々の納付額も生活に必要な金額を考慮した額を設定できますし、 支払う意思を示せば役所は最大限の考慮をしてくれます。

支払い期限までに税金の納付をできそうにもなかったり、今現在税金を滞納し続けているのであれば、 役所に今すぐ相談に行きましょう。

税金における役所の相談窓口は「税務課」 「滞納整理課」「徴収担当」 など様々な名称がありますので役所によって異なります。どの窓口に行けばいいのか事前に確かめておくといいでしょう。

税金の滞納による差し押さえは裁判の手続きを経ずに行えます。自己破産したとしても税金の支払い義務は残りますので、それだけ強制力の強いものなのです。

税金だからといって甘く考えず、きちんと納付することを忘れないようにしていただきたいと思います。